「【対象者限定】PinTでんき新料金メニューのお知らせ」を調べた結果
うちが使っている電力会社はPinTですが、「【対象者限定】PinTでんき新料金メニューのお知らせ」なるメールが、2022/4/26に届いていました。ひと月の電気使用量によって変わる単価を、使用量によらず一律単価にするという内容です。
冬場は電気を多く使うので、電気代も高くなりますが、一律単価にすることで、冬場の電気料金を抑えられます。
この時期に、そんなうまい話があるのかと思いつつ、一応どのくらい安くなるのかを調べました。
結果、私(一人暮らし)は、新料金メニューの方が高くつくため、乗り換えるメリットはありませんでした。
ただし、電気の使用量によって確かに安くなる場合もあるようで、あながち誇大広告と言う分けではないようです。ただ、そもそもPinTそのものが割高と言う話はありますが。。。
PinTでんき新料金メニュー
電気使用量によって料金が減るのか?
一人暮らし(我が家)
新料金メニューの方が、2,208円割高です。
- ※1 電気料金の請求月であるため、実際に電気を使用した月は、1.5ヶ月ぐらい前になります。
- ※2 我が家の電気使用量で、東京の一人暮らし平均とほぼ同じです。2~4名時の料金試算は、この数字に一定値の電気使用量を各月に上乗せして行いました。
- ※3 電気使用量部分のみの料金です。基本料金や燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金を含まないため、実際の請求料金とは異なります。
- ※4 負値が現在より安くなります。
二人~四人暮らし
一人暮らし(我が家)の使用電気量を元に、東京都の二人~四人ぐらしの平均電気使用量 (https://htb-energy.com/article/price/a36 リンク切れ 2023/3/13)を付加して、電気料金を試算しました。
人数 | 年間電気料金 新メニュー | 年間電気料金 従来メニュー | 差額 | 結果 |
二人暮らし | ¥95,510 | ¥97,491 | ¥-2,981 | 新メニューが年間2,981円お得 |
三人暮らし | ¥110,238 | ¥117,189 | ¥-6,951 | 新メニューが年間6,951円お得 |
四人暮らし | ¥124,536 | ¥135,531 | ¥-10,995 | 新メニューが年間-10,995円お得 |
住んでいる地域によっても電気使用量や単価は変わってくる(http://www.env.go.jp/earth/ondanka/kateico2tokei/2017/result3/detail1/index.html リンク切れ 2023/4/3)ため、上記数字は東京近郊の参考値になります。
また、一人暮らしの電気使用量を元にしたため、実際の月別使用量とは傾向が異なるかも知れません。
その他
エクセルで月の連番を作成する方法
開始月をドラッグした際に出てくるメニューから、連続データ(月単位)を選ぶと、月単位の連続データとなります。
エクセルでマイナスの通貨表示を赤色にする
書式設定の2番め(負値)の所に、[赤]と記載することで、マイナスの値のみが赤字になります。
書式は、セミコロン’;’で区切られていて、「正の数の書式;負の数の書式;ゼロの書式;文字列の書式」の4つの場合について定義します。
書式に関する詳しい定義は、Excel のセルの表示形式で [ユーザー定義] に使用できる書式記号についてを参照して下さい。